〔070〕霧ヶ峰 (車山 1,925m)
2002年07月25日(当時53歳)
蓼科山からの移動
蓼科山登頂後はすぐ近くのから ”霧ヶ峰”に移動する。 登山口に選んだ車山肩の駐車場は観光客の車で一杯で入れない、歩いて10分ほどの空地に車を止めて車山肩まで戻り登り始める。
車山を散策
ニッコウキスゲが生い茂り全山黄色く染まっている。この季節、観光客はこの花を求めて来るようだ、カメラマンも多い。 山頂への道は登山道と言うよりハイキングコースであり、穏やかな登りが続く。
軽装姿の観光客が多く、ザックを背負って登っているのが恥ずかしくなる位である。
45分で車山(1,925m)山頂に到着。
山頂へは反対側からロープウエイが通じており更に観光客が多い。
山を下りながら高山植物の花を撮るが、ニッコウキスゲの隠れていた花の種類の多さにに驚く。更に花の多いであろう湿原に行って見たかったが、もう一山、美ヶ原が残っているので先を急ぐ。
散策道からの展望は良く、この後、登る予定の ”美ヶ原”が見えている。
山頂への道は石がゴロゴロしているが良く整備された散策道が続く。
どこを見てもニッコウキスゲと高山植物が一杯咲いていた。
45分で霧ヶ峰最高峰の ”車山”(1,925m)に到着する。
車山全体に咲き誇るニッコウキスゲ
シシウド
ウツボグサ
高山植物を求めてアマチュアカメラマンが沢山来ていた。
楽な山は好きであるが、ここまで楽な山は山歩きでない様な感じがした。
長野県諏訪市大字四賀
標高差:91m
マツムシソウ
ノアザミ
アサマフウロウ
シシウドの幼花
ヤマホタルブクロ
'02年度の日本百名山巡り
山頂にはレーダードームがあった。 反対側からは山頂まで
リフトで上がれるので散策の観光客が沢山来ていた。
霧ヶ峰の高山植物は半端な数と種類ではなく、少し歩いただけでも数え切れない程の種類が咲いていた。
『日本百名山』 山頂へは楽チンに登れたが、途中のお花畑は半端なく凄かった。。
きりがみね
深田久弥著の「日本百名山」から
まだ戦争の始まらない頃、私は霧ヶ峰で一夏を過ごし、遊ぶ山の楽しさを十分に味わった。
もうとっくに焼けて無くなってしまったヒュッテの二階の、そこから真正面に乗鞍、御岳、木曽駒の見える一室を私が占め、隣りの部屋には小林秀雄君がいた。
お花を愛でる為に遠回りの遊歩道を歩いた。
2023年12月14日改定
マツムシソウ
カワラマツバ
キリンソウ
イタチハギ
ヤナギラン